Davide Di Marcantonio |
Position
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Producer,Composer,Artist
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Carrier
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TIME,VIBRATION,DOUBLE
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現VIBRATIONの実質的な制作プロデューサーとして君臨する若手プロデューサーです。彼もやはりプロのミュージシャンとして活動することを目指していて20代からかの有名なGino
Cariaに弟子入り。彼のもとで作曲、ボイストレーニングなどの修行を重ねながら習作的な楽曲をTIMEに提供していましたがそれはさっぱり認められることはありませんでした。
94年に「TOKYO GUYS」という曲にはじめてクレジットされ、ようやく一人前の作家として活動するようになりました。直後Gino
CariaがVIBRATIONを立ち上げることになり、彼も行動を共にすることになりました。ここでは”DEE DEE”としてついにアーティストデビューを飾ることにもなり、第一弾となった「HEY
HEY BABY CRY」はこれまでの作風を覆す爽やかさがウケてシーンで大ヒット。この成功に驚いたTIMEはそれまで彼が作ってお蔵入りになっていたデモを急遽使うことを決めてしまうほど衝撃的なことでした。後に98年のVIBRATIONの一時崩壊まで彼はDEE
DEEを中心に十数作の楽曲を提供していました。
VIBRATION崩壊後は古巣のTIMEからお声がかかり、Artistic Producer待遇で楽曲提供を開始。ここで彼はコンポーザー、シンガーだけではなく、ミックス、マニピュレートといった工程の全ての部分に関わることになり、多数の楽曲をリリース、中でも「DON'T
STOP THE MUSIC」、「STAY」は数少ないTIMEのヒット作となり、特に重厚なサウンド作りに持ち味がでてきたことから”音の革命児”として一躍注目されることになりました。またこの頃からダンスポップの仕事も引き受けるようになり最初にFIREMANというプロジェクトに参加。その後Habegaleという自らのプロジェクトを作り、オランダを中心にリリースし成功をおさめました。このどちらの曲とも日本ではダンスマニアに収録されています。
TIMEには約一年の契約期間を満了後、今度はかってのVIBRATION仲間であったStefano Castagna率いるDOUBLE
Rec(現SCP)へ 。コラボレーターとして、そしてDAVE MC LOUDというアーティストネームを使いシンガーとしても活動。「MIKADO」などのヒット作をリリースしました。同時にダンスポップの分野ではLuigi
Stangaとの再コラボレートを開始。ウルトラダンス、ダンスマニアにいくつかの楽曲が収録されました。
しかし2000年に入り、LED RECORDSが「ユーロパニック」に楽曲提供をはじめるにあたり、Luigi Stagnaからプロデューサー待遇での誘いを受け、彼はSCPを離脱。7月にリリースされた第一弾「KING
OF FIRE」がヒットしました。現在ではユーロパニック用のレーベル「ENERGY REVOLUTION」、そして再復活を遂げた「VIBRATION」両レーベルのプロデューサーとして独立を果たし、コンスタントに楽曲をリリースしています。
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